自殺について

今日はこちらの記事を読んだ感想を書いていきます。

 

news.yahoo.co.jp

 

昨日、竹内結子さんが亡くなったというYahooニュースが携帯に飛び込んできました。その時はまだ自殺かもしれないという話だったのですが、クローゼットの中で首釣り自殺を図ったようだとの事です。

 

記事の表題は「芸能人の自殺が増えた本当の理由」となっていますが、この記事は本当の理由について明確に触れられていないです。そもそも記事を書いている人が本当の理由を知っているとは思えないですが、最近こういったある意味煽りタイトルをつけて記事を出来るだけ多くの人に読ませてやろうとする傾向がある事に辟易します。

 

記事の批判は置いといて「自殺」に関する僕の考えを書いておきます。僕は「自殺」を人間の選択肢の一つであって、その選択肢を否定する事は本人以外誰にもできないのではないかと考えています。断りを入れて置きますが、自殺を推奨したり肯定したりするものではありません。

 

過去には僕にも自殺する人を「バカじゃないの」と思っていた時期もありました。でも、自分が自殺したいと思うような体験を経て、「あ、自殺するというのも選択肢の一つとしてありなんだ」と思えるようになったんです。今では自分が「生かされている」という事を実感する毎日です。

 

もちろん、自分の身近な人や親しい人が自殺するとすぐには立ち直れなくなるほどの苦しみを味わうだろうという事もわかります。なので誰であろうと、自殺はして欲しくないし、僕自身も今では自殺ではなく生きる道を模索する人生を選びたいと考えています。

 

僕が好きなアーティストにカンザキイオリという人が居るのですが、その方が作詞・作曲した歌詞の一節を紹介します。

 

「死にたいなんて言うなよ。」
「諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。

実際自分は死んでもよくて
周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。

 

この歌詞の部分に今回僕の言いたい事が入っています。もう少し踏み込んで書くと、「死」とは悪でしょうか。賛否両論ありそうですが、僕は「死」は人間の一状態の変化だと思っています。(詳しくはこちら

 

「死」というのを「悪」前提で書くと今回紹介したYahoo記事のような内容になるのですが、「死」というものをもう少しニュートラルなものとして捉えるとまた違った見方ができるのではないかと思います。

 

今日はこの辺で~バイバイ!