時間とは何か~

今日は時間とは何か、という事について書いていきます。

 

今月ももう終わりが近づいてきましたね。もうすぐ8月です。1年は早いものですね。ついこの間まで5月末までコロナ自粛とか言っていたのに~。

という会話を良くしますよねw

このように人間は時間を過去から未来へと流れて去っていく川の流れのように感じるのではないでしょうか。

 

例えば、人間は歯医者の予約を入れるように未来の行動を予め決めておくような事をするので現在と未来に距離があるように感じてしまいます。そして当日が来てしまうと、その距離は近くなったように感じます。「歯医者に行かなければ」という感覚を身近に感じ実際に行動に移す、というプロセスを踏んで歯医者に行く事が実現します。

 

では果たして、時間とは過去→現在→未来と川のように流れていくものなのでしょうか。結論から言うと、僕はそうは思いません。何故か、という話をする前に時間が流れているという一般的な考えのもとに現在・過去・未来というものを考えてみます。

 

まず過去から考えてみます。過去とは何か。過去とは記憶です。自分の身に起こった出来事や、自分がした事などを脳が覚えていたり、紙やPCなどに記録されたものが過去になります。

次に現在。現在とは言うまでもの無く今この瞬間です。過去→現在→未来と流れがある、という考え方に立つと現在というのは一瞬で過去になってしまい、殆ど存在しない事になってしまいます。

次に未来。すぐ直近の未来はあっと言う間に現在になり過去になってしまいます。それより先の未来は自分が予定に入れておいたものが現実化するまでの感覚です。

 

この事から時間とは「流れ」ではない事がわかります。「流れ」であるなら上流と下流は同じものでなければなりません。過去は記憶であり、現在は殆どなく、未来は感覚です。同じものではありません。

 

感覚という言葉を使いましたが、時間の正体はまさに人間が感じる感覚の事です。

例えば、同じ長さの時間でも、何かの終わりを待っている時間はひどく長く感じ、何かを楽しんでいる時はあっと言う間に過ぎてしまいます。

数年前、僕の祖母が生前に「一日は長いが、一年は短い」と言っていて妙に納得しました。

 

では、今人間が使っている時計の表す時間とは何でしょうか。これは、人間が自分の時間感覚を他人と共有し、協力して目的を達成するための道具です。そう、「道具」なんです。目に見える道具ではなく、概念という形の無い道具ですが。

 

この時計の表す時間は地球が太陽の周りを回る公転と地球が回る自転より計算され導きだされました。この時間は不変ではありません。地球の地軸の傾きが長い時間をかけて変化しているのは知られている所ですが、そういった自然環境の変化によって変化します。ですが、人間が短い一生を終える間には問題なく利用できるのでそうしているという事だと思います。

 

そして、人間が複数人で何かを協力する場合、合わせなければならない座標のようなものがあります。何時、何処で、誰と、です。

この三点が揃っていないと協力して何かをこなす事はできません。例えば友達でカラオケに行くために待ち合わせする場合とかそうですよね。

伸びたり縮んだり、人によって違う時間の感覚を時計という道具を使って統一させ、協力して何か目的を果たす事が出来るようになります。

 

最後に僕が時間について思っている事です。時間とは、現在しかありません。過去も未来も時間ではありません。人間は今現在を生きていると考えています。

でも、人間の精神はどうでしょうか。(人間の精神については前回の記事参照)僕は人間の精神は万能だと考えています。人間の精神の中では過去も現在も未来も同時に存在しています。

 

またオカルトな話になってしまいましたがw好きなので許してくださいm(_ _)m

それでは今日はこの辺で~!バイバイ!