子育て

今日は少し批判を買うかもしれない事を書きます。

 

子育てについてです。

僕の家族は妻と小学6年生の娘と中学3年生の息子の4人家族です。

僕たち家族はゲームという共通の趣味があり、休みの日には4人で2時間位スプラトゥーン2で遊んだりします。

 

子供たちは自主的に勉強し、自主的にお手伝いをし、言う事を聞きます。お小遣いは無駄遣いをせず貯金します。上の子は中学3年生の段階で自力で30万円の貯金をしています。下の子も自力で20万円の貯金をしています。二人とも夏休みや冬休みの宿題を早い内に終わらせます。

上の子は学校の成績も良く、食事時に学校や塾で習ってきた新しい知識を質問したり話題に出してきます。

下の子は6年生にしては幼い感じがしますが、家の手伝いを不満を言う事なく手伝います。

 

僕は色んな他人の子供の様子を実際に見たり聞いたりする事がありました。うちの子達は親のひいき目もあるかもしれませんがとても良い子達だと思います。自慢ではなく感想です。

 

では、僕たち夫婦がどんな子育てをしてきたのかを書いていきたいと思います。

 

子育てに絶対に必要な必須事項として、環境があります。

環境とは何か。それは両親の仲が良いということです。両親の仲が悪い環境で子育てをする位ならまだ片親で子育てをする方がよっぽど子供のためには良いという事です。

子供は親の背中を見て育ちます。親を見ながら子供なりに良い事と悪い事を学んで行きます。

母親が父親を悪し様に言ったり、父親が母親を馬鹿にしたり暴力をふるったりすると、子供はそれを是としてしまいます。

夫婦はお互いを敬い、慈しみ合う事で子供は人間同士仲良くして行く事が大事という事を自然と学んで行きます。

 

次に、これは賛否両論あると思いますが、体罰です。(ここで言う体罰は子供に怪我をさせる様な物は除きます。)

「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、これは本当にその通りで、3歳位までにどう子供と接したかで子供がどう育つかが決まると思います。

具体的に書いていくと、3歳までは一心に愛を注ぐ事(できるだけ一緒の時間を作る、一緒に公園に散歩する、読み聞かせをするなど。※もちろん父親も参加)で子供と親の間に強固な信頼関係を築きます。

体罰による教育は子供と親に信頼関係があってこそ成り立つものです。

子供も小さい内は動物の様なもので物事の善悪に関わらず自分の欲求や本能のおもむくままに行動してしまいがちです。それを放置して好き放題、野放図にさせておくと子供はやはりそれを是としてしまい、人の道から外れて行く事さえあります。

 

僕が常々子育ての難しいなと思う所ですが、「飴と鞭」という言葉があります。子供に甘すぎてもダメだし厳しすぎてもダメだという事です。

例えて言うならば、子供は狭い板の上を転がるボールのようなもので、板から落ちると人間としての道を踏み外してしまうと考えてください。

そのボールを左に行きすぎたら左側から飴で押してやり、右側に行きすぎたら右側から鞭で叩きボールをなるべく板の真ん中を行くように進ませて行くのが親の役目だという事です。

 

その鞭が体罰です。鞭が無くなると子供はやはり人の道を外れてしまいます。気を付けないといけないのは、やりすぎる事。体罰もやっているうちに感覚がマヒしてきてやりすぎてしまう場合があります。その時は素直に子供に「やりすぎたゴメン」と謝る必要があります。

 

そして体罰には子供に何故自分がそんな事をしたのか理由を説明する必要があります。子供は同じ過ちを何度も何度も繰り返す事があります。

その時は親も何度も何度も根気よく話す必要があるのです。僕たち夫婦は子供と良く話をします。夫婦仲もそうですが会話ってとても重要で、できるだけ会話の時間を取って子供たちと色んな話をした方が良いです。

 

次に、子供に何かをさせたい場合(例えば手伝い)、「お手伝いしなさい」は逆効果です。

人間って面白いもので「やりなさい」っていうとやらないのですw

この場合は「あ、わかった。やらなくていいよ」もしくは「やらないってことでOK?」が正解です。

この辺は子供をどう育ててきたかにもよりますが、言外に手伝いしないと何か悪い事がおこるんじゃないだろうかと思わせる事が有効という事です。

で、うちの場合は「最初に与えておいて奪う方式」です。

うちではルールとして、一時間勉強したら一時間ゲームができるよと言っています。二時間勉強したら二時間ゲームができるという寸法です。

 

で、一生懸命勉強して手伝いをしなかったらゲームできなくなるかも!と思わせる事でおもしろいように言う事を聞いてくれます。

そのうち、ペナルティを与えなくても条件反射でお手伝いをしてくれるようになりましたw

(※ちなみに最初の内はペナルティを与えるなら実行しないと意味がありません。)

 

次に貯金についてですが、うちでは小学生の頃からお小遣いとして月初に毎月、年齢×100円のお小遣いをあげてきました。

うちの子たちはそのお小遣いを使おうとしません。何故か。その年一年にあげたお小遣いの内、使わずに貯めた分の10%+年齢ごとのベースアップ分をお年玉として翌年の元旦にあげるというルールを作っているからです。

そしてお小遣いは全てエクセルで各自管理させています。もちろん毎月僕がチェックはしますが。

そしてそのお小遣いの内から家族全員でお金を出し合って毎月2000円をゲーム積立と称して積み立てています。何か欲しいゲームが出た時に家族で話し合ってそのお金でゲームを買うか決めたりしています。

そうこうしている内に息子名義の銀行口座には生まれてから今までお祝いで貰ったお金や子供手当のお金などを入れて100万円以上のお金が貯まってしまいました。息子にその事は話していませんが、20歳位になった時にまとめて渡そうと夫婦で話し合っています。

 

エクセルと言えば、夏休みや冬休みの宿題もエクセルで管理させる事によって早期に終了させる事ができています。これは小学一年生の頃からやらせているのですが、列に曜日、行に科目を入力させて、一か月の宿題を30日分に分配させる事によって一日一日確実にこなしていけば長期休みの半ばには全て終わってしまうようになりました。

 

人間はノルマの分量を把握していないと先が見えず放置してしまいがちですが、最初にノルマの全体量を把握し、それを一日一日無理のない配分で分配すると、最初は途方もない量に見える宿題もサクッと終わらせてしまう事ができます。

これをする事で、やるべき事の管理、文字の入力、エクセルの操作、色んな事を覚える事ができるのでお勧めです。

 

最後に、これは僕らの子育ての方法の一つであって、各御家庭色んなやり方、方針があると思います。僕らの方法を押し付けるつもりもありませんし、他のご家庭の子育てを批判するつもりもありません。「うちはこんな感じでやってるよー」ぐらいに受け取っていただけると幸いです。

 

それでは今回はこの辺で~バイバイ!